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木槿(むくげ)

今、木槿が盛んに咲いている。 しかし、木槿は、朝ひらくと、夕べにはしぼんでしまう。 白楽天の詩に、「松樹千年終是朽、槿花一日自栄為」 とある。 松は、千年の栄を保っても、枯れ衰える期がある。 木槿は、はかない花とはいっても、わずか一日の栄えながら、以って足るべしの意という。



               一句 : 一日は一生のごと白木槿



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# by hougin | 2012-10-03 11:31 | 俳句&写真

太陽光発電

先日、青色パトカーで巡回していた時、中原中学校前の旧厩舎と馬場の跡地に、太陽光発電に使うソーラーパネルが一面に設置しているのを見ました。  時代の先取りというか、柏での再生エネルギーの導入の早さにビックリ。 

今朝の朝日新聞によれば、今、このような先駆的温暖対策として、休耕地や空き地の利用が、全国規模で広がっているとか。  夏季の屋根の暑さ対策や自家発電(あわよくば売電も?)への期待から、一般の戸建てにもソーラーパネルが導入される日も近いのでしょうか。



            一句 : 天高しソーラーパネルに風の音



           一面に
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           電源の工事中
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# by hougin | 2012-09-26 11:44 | 俳句&写真

求道会館

 求道会館は、文京区本郷(東大の前)に建つキリスト教会風の仏教寺院です。 大正4年(1915年)浄土真宗大谷派の僧侶・近角常観(ちかすみじょうかん)によって建てられたもの。 修理工事が行われ、平成14年にリニューアル。 今では、講演会やコンサート、結婚式などに利用され、東京都の有形文化財に指定されている。

 去る日曜日、そこで詩吟の会が催されたが、少々使い勝手が悪い感じがしました。 しかし、建物は、大正ロマンを感じさせる造りで、日本に、アールヌーボーを本格的に紹介したと言われる建築家・武田五一の設計で仏教施設としては、教会風でモダンでした。



           一句 : 菊匂う大正ロマンの仏聖堂




           外観
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           内部
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           吟詠の様子
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           吹き抜け
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           六角堂
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# by hougin | 2012-09-19 20:07 | 俳句&写真

蟷螂(とうろう)

 今年は、ゴーヤのグリーンカーテンがあるせいか、いろいろな昆虫が寄ってきます。 蟷螂もその一つ。 
「とうろう」は漢名で、日本名はカマキリ。 このカマキリは、昆虫の中では、かなり獰猛?な感じがします。

 先日、グリンカーテンの中で、カマキリが、その鎌で昆虫を捕え、頭から食べているのに遭遇しビックリ。  カマキリは、交尾の後、雌は雄を食べてしまう習性もあるとか・・・恐ろしいですね。 やはり、カマキリは、気の強い昆虫のようで、どんな敵であれ立ち向かうことから、「蟷螂の斧」の “たとえ” (身のほどをかえりみず、強敵に立ち向かい、無謀な抵抗を試みること。・・・似た人がいる?!) が生まれるなど、話題性があり、人間世界に親しい昆虫ではあります。



                 一句 : 蟷螂の畳めぬ翅のだらしなく


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     青いのが捕えた昆虫。もう頭の部分がありません。
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# by hougin | 2012-09-12 15:06 | 俳句&写真

ブルームーン

 ブルームーン?・・・というと、左党の方は、ドライジンとバイオレットをベースにしたカクテルを思い出すかもしれませんが、ひと月に2度見える満月のこと。 8月は、珍しく2日と31日に二回満月が見えたのです。
ひと月の初めに満月になると、その月の終わりに再び満月が巡ってくる場合があります。 
この二回目の満月をブルームーンと呼ぶようになったのだそうです。

 しかし、ブルームーンとは、本来、大気中のチリの影響により、月が青く見える現象で、二回目の満月が、必ずしもブルームーンとはならないようです。 されど、巷では、「ブルームーン(2回目の満月)を見ると幸せになれる」と言われ、関心も高かったようですが、これは単なる都市伝説とか。 こう言ってしまうと、ロマンもなく、身もふたもないですね。
ご多幸を。



             一句 : 幸あれとブルームーン仰ぐ八月尽



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     月がとっても青いから・・・。
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# by hougin | 2012-09-05 10:57 | 俳句&写真